16列CT装置によりさらに多くの臓器の3D撮影が可能となります。各種血管造影（頭部、頸部、腹部大動脈、下肢血管など）、肺、骨格、泌尿器（腎臓・尿管・膀胱）などの臓器の病変を立体的に把握が可能です。

≪コロンビューイングソフトウェア≫

内視鏡を使わず、16列CT装置で大腸の画像を構築します(仮想内視鏡といいます)。検査前の下剤は少量で、当日CT検査時にガス(二酸化炭素)を注入しCT撮影をいたします。苦痛も少なく安全な検査です。但し、検査時の便の残り具合、ガス注入後の大腸の拡張具合等で十分な画像が得られないことをご承知ください。

≪ラングボリュームメジャメント≫

COPD、肺気腫の検査です。CTにて肺野の中の一定値以下のCT値を持つ肺気腫領域を判別し視覚化・数値化します。肺気腫の部位とその量を明確に把握できます。継時的な変化を見ることができます。肺機能検査(呼気検査等)と組み合わせ、より正確な肺の状況を把握できます。

≪体脂肪面積計測ソフトウェア≫

内臓脂肪CT検査は、内臓脂肪面積から内臓脂肪型肥満の有無を判定する検査であり、隠れ肥満の発見に有用です。内臓脂肪CT検査では、最新ﾏﾙﾁｽﾗｲｽCTを用いて臍部（おへそ）の位置の内臓脂肪面積および皮下脂肪面積を測定する検査法であり、検査時間は約3分ほどで終了します。検診・ドック時のオプションとしてお勧めいたします。